2025年03月19日

成果がいっぱいみれ、感じられる3月

毎年3月は、年長さんは就学に向けてそわそわする時期ではあります。
また、ゆっくり、トレーニングしてきたこと(通所し出した時)を思い出しましょう。
小学校にあがると、今までとまるっきり違う環境になるため、課題や生活スタイルが変わります。

今年の年長さん、ある生徒は
1.最初母子分離ができない状態で通所開始(年少・年中)→母をおいてくつを脱いでスタジオへ
2.自己紹介を前にでれない生徒さん→前にでて、自分の名前、その日のお題を追加発表し、お辞儀ができる
3.個別から小集団に参加したときに、一斉指示を聞けず自分の世界に入ってしまう→誘導の指示を聞け、行動できるようになる
4.靴下がはけない、はかない→出口で保護者の靴を準備し、それから椅子に座って自分の靴下、靴をはく
5.発音が不明瞭だった→口の動きの模倣から、息の吐き方を学び、綺麗な音がでる
6.平仮名や学習を嫌がり取り組まない→名前が書けるようになり、余裕で30分座って指導員と色々取り組めるようになる
7.指導員の名前を覚えてない→今日はだれだれ先生いないの?髪型変わったねと変化にきがつく
8.平均台を歩いて渡ることができない、両足ジャンプができない、ケンケンパーができない→週1回のトレーニングで、できるようになる。加えてチームトリハー(サッカー)の広いフィールドで思いっきり体を動かせるようになる
9.保護者さまの表情が硬かったり、日々の報告が少ない→安心して、1時間自分のために時間を使える、ほかの保護者さまとわいわい、気になることも、できたことも指導員にお伝えいただける
10.就学相談の流れや、進路先の決め方相談→過去の事案や経験を元にお話し、保護者さまは自信をもって決めている
11.ライフチャレンジに興味をもってもらう→年齢に関係なく参加可能な企画、田植え体験in小千谷は最初の宿泊学習として使ってみる。一度行った方は、98%の生徒さんがリピートしていただいている。

■年中さん、年少さん、3歳児以下は、
2025年のトレーニングをどのような環境で行うかしっかり考え、相談していく。
1.あせらず、あわてず、あきらめず、一番最初失敗させないように、丁寧に第三者(バディ)を使い行っていく。
2.その場のバディに任せ、お子様にとっていい環境をつくっていく。
3.雨の日も、風の日も、雪の日も、頑張って、通所する。
4.コントローラーがでても、演技をし、私も行きたくないけど、さあいこうかといって、連れていく。それができれば、保護者さまは満点です。後は、我々にお任せください。
5.個別→小小集団→小集団→プログラミング、チームトリハー、ライフチャレンジ
6.先輩保護者の話を聞き、自分の知識Aに取り入れる、そして、自信をもって選んでいく。
7.楽しく続けていく環境を作れればあとは、保護者さまはゆっくりしていてください。
8.そして、何かあったときの戻し方、声掛けの仕方などを事案としてわかっておいて、次の先生に伝えていく。それにより、お子様の過ごしやすい環境ができる。

保護者様は、無理しない環境をつくってください。それができたら、現場に任せ、現場の先生と連携して課題に取り組むようにしてください。それが療育トレーニングの本当の成功です。
posted by aki at 14:04| Comment(0) | 日記

2025年02月24日

プログラミングを行うことで

現在、トリプル・ハートでは、定期活動としてプログラミングを行う機会を設けております。そこで行っているビスケットは、タブレットを使って、テキストに沿って進めて行く学習スタイルになっております。レベル1〜7まであり、そのレベルごとに課題が何個かあり、それぞれのテキストをクリアーすると、次の課題にいけます。レベルが変るごとに、自由制作があります。そのレベルで学んだことを、復習、思いだしを行いながら取り組めます。

プログラミングっていうと、どうしても3次元のロボットや車を動かすというものにいってしまいがちです。

その前に、2次元で取り組むビスケットを行うと、思考回路をつくることができることが、たくさんの生徒さんをみた経験からわかってきております。

学校では、なかなか教えることができない、ビスケットを取り組み続ける(3年間以上)と会話がうまくなる、処理速度が速くなるという変化が見られます。

取り組む時は、一人一人のペースでテキストが配布されるので、自分のペースで取り組むことができます。最初は、テキストの絵をみて感覚で進めていくことができますが、そのうち、ひらがなを読まないといけなくなります。壁にぶつかると、まったくもって、先に進むことができず、タブレットで遊びだしてしまいます。ただ、そういう時期も大切です。保護者さまも是非、機会があれば、作品をトリプル・ハートに見にきていただき、褒めてあげると、生徒のテンションはあがることは間違いありません。そして、その時期をブレークスルー(突破)することができるはずです。

療育には、正解はないと思います。その生徒さん一人一人にあった声掛けや接し方、家族との連携があるとおもいます。是非、一緒に生徒さんが過ごしやすい環境を作って行きましょう。そのために我々、バディ(仲間)がいますので、何でも相談してください。

楽しく続ける環境をいかに作るか!これが本当に大事です。
posted by aki at 13:33| Comment(0) | 日記

2025年02月21日

自己肯定感を持ち上げる

お子様にとって、褒められることは、本当に嬉しいことです。保護者様も、出来た時は、いっぱい褒めてあげましょう。

褒める時に、このようなことを気をつけて行うとなお、いいとおもいます。それは、しっかり目を合わせることです。目を合わせてから褒める、褒め方もシンプルにするとよりいいです。例えばできたね、○(丸)と手でサインを作ってあげるのはわかりやすいかもしれません。※中学生や高校生になっても意外とささります。

また、悪いことをしたときにも使えるサインです。いたずらや、間違ったことをしたときは、お子様は決して保護者様と目を合わせることはしません。避けます。そのため、声で怒っているだけになってしまいます。

どうすればいいかというと、目が合うまでサインを出さない。そのときは、頑張って目を追っかけてください。たぶん合わないので、ちょっとくすぐって一瞬あった時に、×(ばつ)とサインを出しましょう。

自己肯定感を上げていくことはちょっとしてことでできます。例えば、外履きを靴箱に入れる場合、片方の靴しかいれない時、もう一つあるよ、綺麗に並べて入れてなどと言いがちですが、それを言わず、できたねーって褒めてあげると、本人はできたんだと感じ、いつしか両方入れることができるようになります。片方入れたら、さりげなくもう片方は、さっと保護者様が入れてあげてください。ここでも、できたね!○を使うといいと思います。

保護者のやってほしいと、お子様のできたには、乖離が発生することがあるのを是非知って頂くと、日々の生活で、自然と心を育てていくことができます。

あせらず、あわてず、あきらめず、楽しく続けて取り組むのがいいと思います。
posted by aki at 15:07| Comment(0) | 日記