2025年02月24日

プログラミングを行うことで

現在、トリプル・ハートでは、定期活動としてプログラミングを行う機会を設けております。そこで行っているビスケットは、タブレットを使って、テキストに沿って進めて行く学習スタイルになっております。レベル1〜7まであり、そのレベルごとに課題が何個かあり、それぞれのテキストをクリアーすると、次の課題にいけます。レベルが変るごとに、自由制作があります。そのレベルで学んだことを、復習、思いだしを行いながら取り組めます。

プログラミングっていうと、どうしても3次元のロボットや車を動かすというものにいってしまいがちです。

その前に、2次元で取り組むビスケットを行うと、思考回路をつくることができることが、たくさんの生徒さんをみた経験からわかってきております。

学校では、なかなか教えることができない、ビスケットを取り組み続ける(3年間以上)と会話がうまくなる、処理速度が速くなるという変化が見られます。

取り組む時は、一人一人のペースでテキストが配布されるので、自分のペースで取り組むことができます。最初は、テキストの絵をみて感覚で進めていくことができますが、そのうち、ひらがなを読まないといけなくなります。壁にぶつかると、まったくもって、先に進むことができず、タブレットで遊びだしてしまいます。ただ、そういう時期も大切です。保護者さまも是非、機会があれば、作品をトリプル・ハートに見にきていただき、褒めてあげると、生徒のテンションはあがることは間違いありません。そして、その時期をブレークスルー(突破)することができるはずです。

療育には、正解はないと思います。その生徒さん一人一人にあった声掛けや接し方、家族との連携があるとおもいます。是非、一緒に生徒さんが過ごしやすい環境を作って行きましょう。そのために我々、バディ(仲間)がいますので、何でも相談してください。

楽しく続ける環境をいかに作るか!これが本当に大事です。
posted by aki at 13:33| Comment(0) | 日記