2025年06月11日

生徒さんとの関係作り

療育で一番大事なのは、「楽しく続ける環境をいかに作るか」です。

通常生徒さんは、毎週1回通所して、3カ月ぐらいかかります。場所に慣れ、人に慣れていきます。
中には、それよりも早く、慣れる生徒さんもおります。

もう一つ大事なのが、保護者さまが無理をしていないかです。特に送迎で連れて来られる場合、無理なく続けていける環境になっているかです。行けたり、行けなかったりでは、生徒さんの成長がどうなっているかが、現場で見えなくなってしまいます。

この2つがかみ合ってくると、保護者様は、現場のスタッフ(指導員)に任せ、レッスン中は、子どものことを忘れ、自分のために時間を使ってください。その少しの時間があると、自然と笑顔がでたり、気持ちに余裕が持てるようになっていきます。

現場でわかっていること
1.体を思いっきり動かすと、脳が成長する
2.プログラミング(ビスケット)を3年続けると、処理速度が速くなる、会話がうまくなる
3.日本語より、英語のほうが発音しやすいし、聞きやすい
4.椅子にきちんと座れる(体幹がしっかりする)と言葉がでてくる
5.公共機関を使って、自分で通えるようになると身のまわりのことができるようになる
6.指導員との人間関係ができると、違う場所で、違うことをやってもスムーズに行うことができる(水が嫌いな生徒さんが、水に入れる:水泳、サッカーなど)
7.一人でできることを保護者様がロックをかけている場合がある

トリプル・ハートでは、毎年5月にライフチャレンジin小千谷新潟県 田植え体験(1泊2日)を行っております。実は、そこに参加された生徒さんは、指導員と一気に関係が縮まり、色々接し方が変わってきます。

楽しく続けて通う環境ができると、子どもの成長を一緒に見てくれる、第3者のバディ(仲間)ができるということです。時には相談、悩みを打ちあけたり、、、時には出来たこと、嬉しかったことを共有し、一緒に大喜びさせて頂きます。安心して話をする相手がいることがとっても大事なことです。

情報収集は、とっても大切で、経験談を聞くことは、自分の判断する能力を高めます。
ただ、聞いた話がすべて、自分のお子様にあてはまるとはかぎらないので、よいところだけ、取り入れるようにしていくといいです。

あせらず・あわてず・あきらめず
すべての人に夢を与える

トリプル・ハートでは、ないものがあればつくりだす、第3者だから教えることがある、できることはすぐやる、できるタイミングでないならば少し待つなど、先を見据えたサポートをしていきます。

トリプル・ハートを、卒業した(18才)の生徒さんが、各種イベントに参加できるのも、我々が大切にしていることです。※2025年5月LC小千谷には、4名の卒業生が参加してくれました。
posted by aki at 14:17| Comment(0) | 日記
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